ども、今村です。
本日は研修に行った内容をご紹介します。
講師は慶応義塾大学理工学部教授 伊香賀俊治氏です。
毎年熊本で講演会を行っておられ、毎回参加しています。
今回も新しい結果が紹介されて学びのある会でした。
最近ではメディアにも多く出られていて様々な研究をされています。
過去の番組でいうと例えば、、、
NHKのクローズアップ現代や、
日本テレビのカズレーザーと学ぶなどです。
これはHuluで視聴ができます。
とても分かりやすく作成してありました。
そして今回の講演会での内容に入っていきますが、まず初めに伝えておくと「家」と「健康」はイコールということ。
病院のお医者さんは食事と運動を言われますが、住む場所も重要です。
欧米諸国では住環境が大切という認識がされていますが、日本は浸透していません。
イギリスでは断熱性の低いアパートは健康に悪いので貸してはいけないという法律になっています。
根本的に日本と欧米では家の考え方が違うわけです。
それでは今回の講演内容をポイント絞ってご紹介していきます。
まずは室温が18℃以上の家に暮らすとコレステロール値、動脈硬化に優位という結果です。
入浴中の死亡件数が交通事故の4倍といわれており、お湯の温度は41℃以下、入浴時間は10分までと推奨されています。
断熱改修した暖かい家は血圧の上昇も抑えられます。
就寝前の部屋が18℃以上だと夜間の頻尿も抑えられます。
そしてつまずき、転倒予防にもなるということ。
これは小学生を対象とした結果ですが、暖かい家に住んでいると風邪もひきにくいという結果です。
これは女性特有のことですが、足元も暖かいことで月経痛も少なくなるということです。
そして暖かな家は健康寿命が長くなり、介護する期間が3年ほど変わってくるという資料です。
認知機能にも関係してくるそうです。
今年の夏は特にそうですが、家の中での熱中症も抑えられます。
断熱性が高い家は、外の暑い気温を入れにくくしてくれます。
家づくりで重要なことは、
・18℃以下にならない家にする
・暖かな家は健康に暮らせる
・健康に暮らせれば介護費も少なく済む
・冬だけではなく夏にも有効
トータルコストを考えるのであれば、断熱性の高い家に暮らすことを推奨します。
そこはケチらず家づくりを進めてもらえればと思います。
正しい知識で素敵な暮らしができるためにも学び、発信していきます。
≪著者≫
代表取締役 今村俊史
熊本県和水町出身
2012年帰熊し稲葉製材住宅に就く。
趣味は旅行で現在2児の父。
鉄鋼会社→アパレル→稲葉製材住宅と異色の経歴。
これまでの人付き合い、経験、感性を活かし地元の工務店らしさで家づくりを進めていきます。
50年、100年と経ったとき次の世代にも恥じない会社、お客さん、地域との関係を築けるよう日々奮闘。
【熊本の暮らしに寄り添った工務店】
熊本県北を中心に新築、リノベーションを手掛ける工務店です。
家を建てることがゴールではなく。家を建てた後の暮らしにフォーカス。
一人ひとりが楽しい暮らしを送れる家をご提案することが重要だと考えます。
素材にもこだわり、県産材を使用したりと人と自然に配慮した熊本らしい家づくりをご提案します。
【動画】
◎コンセプト動画|施工事例 みかん山の家
◎稲葉製材住宅CM|vol.1 地元の木を使う
◎稲葉製材住宅CM|vol.2 木のある暮らし
【雑誌、メディア掲載】
◎くまもとの家と暮らし|vol.9 .10
https://kumamoto-ie-kurashi.jp/
◎新建ハウジング
https://www.s-housing.jp/archives/270748
◎RKK火の国魂
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