”パッシブファースト”という考え方。
近年、ZEHの普及が推進される中、
エコな暮らし方の原点として自然エネルギーを用いて
心地よさを実感する住まいが見直されています。
パッシブファーストとは…
住宅設備機器に頼る前に、
光や風、熱を生活の中にうまく取り入れながら暮らすことです。
例えば、気候の穏やかな時期には
南側の窓から太陽の光を取り入れて部屋を温め、
窓を開放して風を通す。
パッシブの意味は受け身であること。
自然環境に逆らわず、その恩恵を暮らしのエネルギーとして
活用していく”パッシブファースト”の考え方に目を向けてみましょう。
太陽の光と熱を暮らしに生かすためには、
取り入れたり遮ったりと上手にコントロールすることが大切です。
季節や時間によって変動する太陽の高度や方位を考えながら、
採光を計画しましょう。
気持ちよく暮らせるポイントは、風通しのよい家であること。
家の中を風が通り抜けることで、
室内にこもった熱を逃がし室温を下げます。
効果的な方法に
1 温度差換気を利用し、窓を効果的な場所に設置
2 縦すべり窓で家の脇を通り抜ける風を捉える
3 家の脇に水場や植栽し窓から入る風の温度を下げる
などがあります。
次回は「ZEHについて」です。
新築・リフォーム・リノベーション・店舗・外構・土地探し
家の事ならなんでご相談ください。
熊本・玉名・山鹿・荒尾地域の工務店
稲葉製材住宅