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第一回 防災訓練

平成から令和を迎えましたね。

新しい時代が幸多き日々となりますよう

お祈りしております。

 

3年前の熊本地震で災害を目の当たりにし、

地域住民との助け合い、避難所の必要性を痛感しました。

この度自宅建設に伴い、備蓄庫を備えました。

災害時には地域住民の方々の避難所として開放します。

 

近隣住民の方に呼びかけ、地元消防署立会いの下

先日、自宅にて初めての防災訓練を行いました。

お忙しい中、子どもさんからご年配の方まで

約30名にお集まりいただきました。

 

まず始めに消防署の方からのお話で、

防災に対する考え方で「自助・共助・公助」の三助があり、

公助(行政)は災害発生してすぐには動けず3~7日ほどかかる。

自らを守る自助、地域コミュニティで力を合わせる共助が重要となるので

こういった地域での取組が必要とされているということでした。

そして救命救急士の方に指導を受けながら

救命蘇生法の練習をしました。

以前指導を受けたことがある人も

「昔と内容が変わってる!

一度受けてればいいってもんじゃないね!」

としきりに言われていました。

心臓マッサージも難しく、みんなで頑張りました。

AEDの使い方もレクチャーを受けました。

 

その後、備蓄庫の備品を使用し炊き出しを実践しました。

2班に分かれリーダーを決めて、

必要な分だけ備蓄庫から食糧や備品を持ち出し

全員分の食事と飲み物を準備しました。

風のあるところではコンロの火が消えてしまうため

最初は人が盾となっていましたが

人が集まると様々なアイディアが生まれます。

最終的には段ボールで囲いを作っていました。

一度に効率よく鍋で温めるためにも工夫が!

特に女性の経験が活かされていたように感じました。

無事皆に食事が回り、炊き出し訓練も終わりました。

 

災害はいつ、どこで発生するか分かりません。

家族とバラバラな場所で被災する可能性もあります。

あってはならない万が一に備え、

現実的な防災訓練が必要だと考えます。

まずはレクリエーションに気軽に参加することでも結構です。

防災への意識を持ち、そして万が一の際に

少しでも役に立てていただけたらと思っています。

定期的に実施していきたいと思っています。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

稲葉

 

 

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