上棟も無事済み、外部の防水工事、断熱工事を進めていきます。
窓が付く部分にはまず、防水シート張ってから窓を取付けます。
そうすることで万が一漏水した時に建物内部に水が
入ってきにくくするためです。
ちょっとしたひと手間ですが大切な作業です。
防水工事を進めながら、断熱材も入れていきます。
壁の写真ですが今は何も入れていない状態です。
この間にウッドファーバーという木でできた木質の断熱材を入れていきます。
壁にびっしり隙間なく入れていきます。
ウッドファイバーは蓄熱性や吸音性、調湿性もある超優れものです。
人には害のないホウ酸が入っているのでシロアリ予防も出来ています。
これだけ隙間なく充填するので断熱性能も確保できます。
断熱材を入れたら、シートを張り気密をとります。
普通のビニールだと壁の中が呼吸が出来ず、壁の中で結露する可能性があります。
弊社で使っているシートは気密は確保しながら湿度を調整する特殊なシートを
採用しています。
また、金物検査も行います。
この写真は第三者(JIO)による金物検査中の写真です。
図面通り適切に配置、取付されているかチェックしていきます。
断熱工事、気密工事、金物検査(躯体検査)が終わると
気密検査を行います。
推定値ではなく実際に実物件でどれほどの隙間があるか一棟一棟調べます。
弊社の場合はエアコンの配管や、換気の配管、電線など貫通させ、
気密処置してから測定します。
気密検査をしてから貫通、穴明けする会社もありますが
穴明け後の処理が上手じゃなかったら意味がありません。
気密検査の結果「0.31c㎡/㎡」でした。
とてもいい結果です。
「2.0c㎡/㎡」あれば高気密住宅とうたえるのですが
高気密住宅の約1/7です。
気密性が高いと冷暖房が効きやすくなり、快適に過ごせるほか、
光熱費も安くなります。
壁内結露(壁の中で結露する事)も起きにくくなり、
害虫や花粉などの侵入も抑えることが出来ます。
断熱性だけ向上させるのではなく、
気密性も同時に向上させることが重要です。
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