どーも、今村です。
国のエネルギー基本計画では
2020年までに新築住宅の半数以上で
ZEH住宅を実現するという目標でしたが、
現状のままでは達成が難しい状況と発表がありました。
2018年度
新築全体28万戸
そのうち、ZEH住宅5.5万戸(ZEH率19.6%)
2019年度は
ZEH支援事業等(補助金)の交付決定数を
踏まえて考えても、達成しない可能性が強いという。
環境省のZEH補助金交付決定数は
2018年度 7100件
2019年度 4421件
比較すると62%にとどまっている。
理由としては採択方式が変わり
ハウスメーカーなどの営業手法が難しくなったから。
一方で、経済産業省の事業は順調とのこと。
「ZEH+」や「ZEH+R」などの
レジリエンス性(災害時でも自立した家)強化の事業は
予算も順調に消化しているらしい。
なぜ、ZEH住宅が普及しないのか?
中小企業などの工務店が消極的だからです。
おそらくZEH住宅のメリットを理解しておらず
太陽光の良さを分かっていないと思います。
そのほかにも、書類の申請が面倒だったり、
太陽光の申請のやり方が分からないから
「太陽光付けても微妙ですよ、、。」などと
言っているのかも。
お客様目線ではなく、完全に売主目線です。
手間が増えるし、面倒だから営業活動も
しないのかもしれませんね。
日本を代表するハウスメーカーは
ZEH住宅に対してはかなり積極的です。
普及率が下の表になります。
積水ハウス
一条工務店
セキスイハイム
などは80%近くの普及率です。
ほぼほぼの家には太陽光が
搭載されているということになります。
弊社でも近年ではようやく
ZEH率70%前後となってきました。
初期経費は掛かりますが
必ず得をするのがZEH住宅です。
災害時にも電気が使えるメリットもあります。
日本全国のメーカー、工務店で
ZEH住宅に取り組んでいない割合は
60~70%にものぼります。
この未経験の会社全体が取り組めば
簡単にZEH目標も達成します。
(立地や気候状況によっては勧められない地域もあります。)
ZEH住宅が普及すれば、
太陽光もさらに値下がりし、
さらに取り入れやすくなります。
(現在でもかなり安くなっていますが)
蓄電池も同じことが言えますね。
ZEHの推進には
環境省、経済産業省、国交省の
3省連携で進められていますが、
2020年の目標達成には
事業の見直しが必要と言われています。
来年度もZEHの補助事業はありそうですね。
新築・リフォーム・リノベーション・店舗・土地探し・エクステリア・外構
家づくりのことならなんでもお気軽にご相談ください
熊本・玉名・山鹿・荒尾 地域の工務店
稲葉製材住宅