NEWS & BLOG

お知らせ・ブログ

新築の家を建てる時の断熱性基準

 

新築を建てるとき、どんな家でも建てていい、、、

というわけではありません。

きちんと国の基準をクリアした家ではないと新築を建てることはできません。

 

たくさん基準はありますが

今回紹介するのは「断熱性」も基準があるということです。

夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる家でなければ新しく家を建てることはできません。

日本は南北に長いのでいろいろな気候が存在します。

北海道から沖縄まで8つの地域に分け、その地域にあった断熱基準が設定されています。

 

【断熱性地域区分】

 

熊本は6地域に分類されており、この地域ごとに断熱基準が設定してあります。

基準値一覧が下の表になります。

 

断熱性を数字で表し、数値が小さいほど断熱性が高いということになります。

熊本の基準は「UA値=0.87」ですが弊社では「UA値=0.5」を標準値として設定しています。

東北基準レベルの断熱性を標準仕様としているということになります。

 

しかしながらこの基準というのは諸外国から比べるとかなり遅れをとった基準です。

言い方は悪いですが日本の住宅は時代遅れの断熱性能です。

 

グラフを見てわかるように断熱基準はかなり劣っています。

日本は先進国で技術もすごいイメージですが、住宅性能はレベルが低いのが現状です。

なので熊本基準の「0.87」という基準より優れた「0.5」を標準仕様としています。

 

 

 

断熱性能の他にも住宅の平均寿命も諸外国と比べると短いのが現状です。

日本は四季と湿度があり、施工もデタラメだったので30年という短い寿命になっています。

断熱性も低く、工事がおろそかになることで壁の中で結露を起こし(壁内結露)柱などが腐れる。

建てたら壊して、、、を繰り返すのではなく、きちんとした施工で建ててメンテナンスを行い

長く住むことで環境にも優しく、お財布にも優しい家になります。

 

 

 

 

断熱性の高い家は年中を通して快適に、健康で、安全・安心、光熱費も安く暮らすことができます。

ご参考に。