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【マニアックな技】 ~玄関框(かまち)~

ども、今村です。

 

玄関の段差のことを

「上がり框」(かまち)といいますが、

今回その框をひと手間加えました。

 

略して、

スタイリッシュな上がり框。

どの部分かというと、、、

 

 

ここです。

細いラインがかっこいいー。

いいですねー。

かなり細かな部分ですが

こういった積み重ねが印象をぐっと変えます。

厚みは3mmほどとかなりスタイリッシュ。

 

 

薄くしすぎると割れやすくなるのできちんとケアしています。

写真では分かりにくいですが

アルミのアングルで薄くした床板を受けて

割れにくくしています。

 

カットでデザインもそうですが

使いやすさも兼ねています。

ちなみにこの床板は県産材である小国杉を使用しています。

 

 

そして次はこちらの玄関框↓↓↓

床板とタイルの境目がはっきり分かれている框

 

玄関の框は、基本既製品を使うことがほとんどで、

どうしても形やデザインが決まってしまいがちです。

「もう少しすっきりさせたい」
「玄関をスタイリッシュに見せたい」

そんな想いから、こちらも既製品を使わず、床板で框を造作しました。

ちなみに今回の床板は栗(クリ)の節無しフローリングになります。

木目が美しく、上品で落ち着いた印象が特徴です。

床と框を同じ材料でつくることで、一体感のある繋ったデザインに仕上がりました。

 

厚みは15mmで実(サネ)はカットして小口(断面)を見せることで、

シャープで軽やかな印象にしています。

立上り部分も同じクリのフローリングを使い、継ぎ目が目立たないよう突き付け施工に。

 

小さな工夫ですがこれだけで

足元がすっきりと整い、玄関全体が洗練された雰囲気になります。

 

毎日必ず通る玄関だからこそ、さりげない部分にこだわることで、

暮らしの質がぐっと高まります。

細かすぎて伝わらないマニアックな技のご紹介でした。

では。

 

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≪著者≫

代表取締役 今村俊史

熊本県和水町出身

2012年帰熊し稲葉製材住宅に就く。

趣味は旅行とご飯とお酒で現在3児の父。

鉄鋼会社→アパレル→稲葉製材住宅

これまでの人付き合い、経験、感性を活かし地元の工務店らしさで家づくりを進めていきます。

50年、100年と経ったとき次の世代にも恥じない会社、お客さん、地域との関係を築けるよう日々奮闘。

2024年には「たまな果樹園」を立上げ

耕作放棄地を再生し、地域が活性化を目指します

住まいだけではなく、食へも取り組みます

たまな果樹園ホームページ

 

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熊本県北を中心に新築、リノベーションを手掛ける工務店です。

家を建てることがゴールではなく。家を建てた後の暮らしにフォーカス。

一人ひとりが楽しい暮らしを送れる家をご提案することが重要だと考えます。

素材にもこだわり、県産材を使用したりと人と自然に配慮した熊本らしい家づくりをご提案します。

 

【動画】

◎コンセプト動画|施工事例 みかん山の家

◎稲葉製材住宅CM|vol.1 地元の木を使う

◎稲葉製材住宅CM|vol.2 木のある暮らし

 

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◎くまもとの家と暮らし|vol.9 .10

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それから西洋野菜をはじめとした葉物関係

家づくりもこだわりをもって作っていますが、農業の方も土や品質にこだわって作っていきたいと思います。

大量生産ではなく少量の生産になりますが有機をメインとした環境にも優しい栽培をしていきます。

HPとインスタもありますので進捗はこちらでご覧ください。

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