電気料金の単価は変動していることはご存じでしょうか?
何気なく支払っている電気料金ですが、毎年単価が変わっています。
ましてや近年では上昇してきています。
赤グラフが家庭用の電気料金ですが
2010年から比べると20%近くも上昇しています。
理由としては
・東日本大震災以降原発の運転が停止
・中東の情勢悪化
・貿易摩擦
などいろいろな原因があります。
そもそもなぜ電気代の少ない家や、太陽光を載せた家を力入れて進めているのか。
理由としては業種別のCO2排出量で家庭部門があまり減っていないからです。
家庭から排出されるCO2を減らすため省エネ家電や、高性能な家、ZEH住宅を国を挙げて進められています。
電気を作るために化石燃料を使用していますが、限りある資源を守るため省エネ活動が日本だけではなく世界規模で行われています。
また、毎月ポストに入っている検針票ですが
「再エネ賦課金」という項目があるのを知っていますか?
下記の検針票は8,340円の請求が来ていますが
そのうち約1割にあたる810円が再エネ賦課金でプラスされています。
それでは再エネ賦課金とは何なのか?
簡単に言うと、太陽光発電など再生可能エネルギーで発電された電力を買い取る際の費用を消費者に負担させている。
要は太陽光などの売電金額はみんなで支払っていることになります。
そしてこの再エネ賦課金は使用量によって加算されるのですが
この単価が毎年上昇してきています。
このまま上昇すれば使用した電気以外に、2割ほどの賦課金を払わなければならなくなります。
しかしずっと上がり続けることはなく2030年を目途に5円/kwhまで上昇して落ち着くだろうと言われています。
結局のところ現在の倍くらいまで上がるという事になります。
電気代は今後上昇していくものだと思っておくこと。
世界情勢が不安定でも左右されず、安心して暮らせる家をおススメします。