昨年の12月15日に国土交通省から公表された
「グリーン住宅ポイント制度」について
詳しく説明していきたいと思います。
1、目的・概要
省エネ性能に優れた住宅を購入、リフォームした人にポイントを発行し、
「新たな日常」等に対応した様々な商品と交換できる制度。
住宅投資を喚起し、新型コロナウイルス感染症の
影響により落ち込んだ経済回復を図る。
2、制度の特徴
①.取得ポイントは、一定の要件に適合する商品および追加工事に交換が可能。
②.リフォームで最大30万ポイント発行。(一部特例あり)
③.ポイントの特例で最大100万ポイント発行。
④.新築賃貸住宅も対象。
⑤.地方へ移住や、18歳未満の子供が3人以上いる場合など特例あり。
3、ポイントの発行
●新築(持ち家)
①.高い省エネ性能等を有する住宅(認定長期優良住宅、ZEH等) 40万Pt/戸
②.省エネ基準に適合する住宅 30万Pt/戸
●既存住宅の購入
①.空き家バンク登録住宅 30万Pt/戸
②.東京圏からの移住 30万Pt/戸
③.災害リスクが高い区域からの移転 30万Pt/戸
④.住宅の除却に伴い購入する既存住宅 45万Pt/戸
●新築(賃貸)
・高い省エネ性能を有する1戸あたりの床面積 10万Pt/戸
●リフォーム(持ち家、賃貸)
①.省エネ改修(窓、断熱、エコ住宅設備等) 30万Pt/戸
②.耐震、バリアフリー改修(任意) 30万Pt/戸
4、交換可能商品及び追加工事
①.「新たな日常」に資する追加工事
1)ワークスペース設置(間取り、間仕切りなど)
2)音環境改善(遮音ドア、内窓など)
3)家事負担軽減(食洗器、レンジフード、宅配ボックスなど)
4)ウイルス拡散防止(非接触型水栓、玄関回りの洗面所など)
5)換気設備(同時給排気型換気、通風付き玄関扉など)
②.災害に資する追加工事
1)災害対策(屋根瓦、防災ガラス、シャッターなど)
2)停電、断水対策(蓄電池、V2Hなど)
5、スケジュール
●契約
令和2年12月15日以降、令和3年10月31日までに契約を締結
●実績報告期間
追加工事にポイントを交換 令和4年1月15日
商品のみポイントを交換 令和4年4月30日
特例もありますのでポイントは増える可能性もあります。
是非ご活用ください。
新築、リフォームをお考えの方は担当者に聞いてみるのもいいかと思います。
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