ども、今村です。
今日は全館空調システムを導入したお家ができましたよ！
というお話です。
「全館空調システム」というのは、
全ての居室や廊下など家全体を冷暖房し換気しながら、
家中どこでも快適な温度にする空調システムのことです。
導入しようとすると普通は200~300万円と高額のため
なかなか手が出しにくい空調システムですが、
今回は100万円ほどで実現することが出来ました。
それがこちら↓↓↓
なんじゃこりゃ、、、という感じですが、
この写真は屋根裏にある空調室で、
ここで冷えた（温まった）空気を各部屋に送り出します。
いたってシンプルな考え方です。
なぜ安くできたかというと、
純正品の機械を使わず、どこでも手に入るエアコンを利用し
独自にカスタマイズ、設計、施工したからです。
冷暖房する機械ではエアコン最強説があります。
理由としては
・冷房、暖房の両方ができる機器はエアコンしかない
・大量生産の普及品なので安価で手に入る
・ストーブなどと違い空気を汚さない
・電気代も安い
あとはダクトで各部屋に届けてあげるように
設計、施工をすればいいだけです。
ただし、
風量計算やダクトの経路、適切な部材を使わないと、
・ちゃんと冷暖房できない
・ダクトが結露する
などの不具合も発生する可能性があります。
今回は専門のメーカーさんと共同で実施しました。
なぜ今回、エアコンを使って全館空調を実現したかというと、
・エアコン一台で年中快適に暮らせる
・メンテナンス（取替費用）も一台なので安く済む
・部屋にエアコンがないため意匠性もいい
・エアコンの運転音がしない
・室外機が一台だけなので外の見え方もすっきり
こういったメリットがあるため導入を決断しました。
普通は各部屋に一台ずつエアコンを取付けます。
これが簡単で間違いはないです。
ただ、各部屋に取付ける場合、
4LDKのおうちだと4台取付けなけれなりません。
そうなると室外機が家の周りを埋め尽くし、見た目が悪く、
機械的なおうちになりかねません。
これは極端な例ですが、、、。
交換周期も10~15年程度なので
その都度4台取替をしなければならないことになります。
エアコン一台で冷暖房が出来れば、
室外機も一台で済み、取替の際も一台で済みます。
見た目もすっきりで、超経済的ということですね。
では、ここからは
今回実際に取り付けた様子をご紹介していきます。
この上に空調室があります。
ロフト用をはしごを下すと、、、
小屋裏へ行けるはしごがおりてきます。
秘密の部屋にいけるような感じでこれだけでも
テンションが上がりますね。
はしごを登ると小屋裏の空調室になります。
壁にくっついているのがエアコンで
ここの空気をダクトで各部屋に送り出します。
ダクトが結露しないように
保温材が巻かれたものを使用します。
弊社でも全館空調を標準仕様としているわけではありません。
現在はあくまでも興味のある方、オプションでの対応としています。
今回このシステムを導入、施工できたことで
実績と経験になりました。
様々な商品、工法が出てくる中で
本当にいいものを吟味し、選択していきます。
そして日々スキルアップすることで
時代に合ったご提案が今後も出来ればと思います。
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