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床暖房の代わりにもなる【床下エアコン】

ども、今村です。

 

先日完成した山鹿の家には

巷で噂の「床下エアコン」を実践してみました。

 

「床下エアコン」とは

言葉の通り床下にエアコンを設置し

暖かい空気を床下に送り込む方法です。

 

 

【メリット】

・床暖房のように足元が暖かくなる

・無垢板でも実現できる(床暖房の場合は難しい)

・量産品のエアコンなのでコストが安い

・風が直接当たらない

・各部屋に吹き出し口を床に設けることで家全体に風を送れる

 

 

【デメリット】

・冷房では使えない

・メーカー保証が効かない

 

 

 

冷房で使用すると基礎が結露する可能性があるので

おすすめはしていません。

(結露するとシロアリ被害が懸念されるため)

 

床暖房を導入しようとすると数十万円、数百万円とかかることもありますが、

床下エアコンの場合は比較的安く設置することができます。

 

足元があたたかいと体感温度も全然違います。

無垢板の床材にも採用できる点は大きいですね。

 

 

 

 

今回設置した場所は

矢印部分にエアコンを設置しました。

 

 

格子の枠をハメ込んで目立ちにくくしています。

 

 

取り外しが可能にしています。

 

 

今回設置したエアコンは

ダイキンの床置形エアコンです。

 

 

 

ダイキンの床置形のエアコンは

上下に吹き出し口があるタイプです。

 

 

 

これを半分埋めたような形で設置して運転します。

 

 

直接風が当たらないので、じんわりと暖かくなります。

 

床下エアコンを採用する場合は、

設計の段階から考えておかなければなりません。

 

あとから設置してほしいといわれても

効果的な暖房にならない可能性があるからです。

 

基礎の形状、吹き出し口の位置、エアコンの位置など

大きく関係してくるからです。

 

 

 

冷暖房方法は様々な種類があります。

家電量販店に丸投げするのではなく、

家を作る側がきちんと説明し、施工する必要があると思います。

 

どんな方法も良い面、悪い面があるので、

理解、納得してもらってから進めていきます。

 

今後も新しい方法を勉強し、

時代遅れにならない家づくりをご提案していきます。

 

 

エアコンで全館空調を実現したブログも書いていますので

興味のある方はこちらもご覧ください。

https://inaba-sj.com/news/6471/

 

 

 

 

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