ども、今村です。
久々の更新、、、
もう少し頑張ります。。
本日は木の良さをお伝えしたいと思います。
近年さらに注目されてきている無垢材。
ハウスメーカーなども無垢の床板などは標準仕様としているところも。
今回は部屋の湿度を整える、木の調湿作用について説明していきます。
人間がもっとも快適に過ごせる湿度は50~60%といわれています・
これはダニやカビ、ウイルスが発生しにくい湿度でもあります。
木を床や壁などに使うと、湿度が高いときは空気中の水分を吸収。
空気が乾燥している時には水分を放出することで、常にお部屋を60%前後の湿度に調節してくれます。
実験① 湿度90%が60%に下がるまでの時間
・無垢フローリング → 36時間
・シート張フローリング → 96時間経っても60%切らなかった
実験② 湿度40%が50%に上がるまでの時間
・無垢フローリング → 23時間
・シート張フローリング → 96時間
結果
無垢フローリングの方が約4倍の速さで快適領域に到達。
木本来の性質を活かした木材は、自然の加湿器・除湿器と言えます。
また家の中が湿度が高いと、カビやダニ、ウイルスなどが繁殖しやすくなります。
カビやダニが増えると、健康に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
下のグラフは、家のジメジメ度をランク付けし、アレルギーなどの関係をグラフにしたものです。
グラフを見ての通り、ジメジメ度が方がアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息など
リスクが高まるという結果になっています。
部屋を快適な湿度に保つことは、健康に過ごすことにも繋がります。
湿気を取るために建物の床下に木炭を敷くという方法を見た方もいるかと。
湿気による木材の腐朽や、カビ、シロアリなどの被害を防ぐため江戸時代から用いられていました。
高温多湿な気候の中で木造住宅に住む、日本だからこその知恵です。
木材のもつ調湿作用は、住む人の体にいい効果をもたらしてくれます。
無垢材が再度注目されている理由が少しは伝わったでしょうか。
大した手入れも必要ありません。
時間とともに経年変化が楽しめる無垢材。
是非ご検討ください。
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