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住宅業界でも動き始めた脱炭素施策

ども、今村です。

 

最近ニュースでもよく取り上げられている「脱炭素社会」

化石燃料(原油)に頼らず、クリーンなエネルギーで暮らす。

地球にやさしく、温暖化を世界規模で防ぐ動きです。

 

そんな中、住宅業界でも本格的に大きく動き始めました。

11月には国交省、経済産業省、環境省の3省合同会議で、断熱性能等級に

新しく等級6・7を設ける案が提示され、大きな話題となりました。

 

※等級4 現在の建築基準

※等級5 ZEH水準の等級(すでに案は出ていた)

※等級6 ZEH水準を上回る等級(今回新たに提示)

※等級7 ZEH水準を上回る等級(今回新たに提示)

 

 

 

断熱性能がかなり引き上げられたことが分かります。

等級別に断熱性能を見てみると、、、

(数字が小さい方が断熱性能高い)

 

等級4 0.87

等級5 0.60

等級6 0.46

等級7 0.26

 

弊社では「0.50」くらいを標準仕様としているので

等級5と6の間くらいとなります。

(希望があれば等級6・7と持っていくことも可能です)

 

 

これまでも有識者の間ではそもそも等級4は性能が低すぎる。

もっと断熱性能は上げるべきだ。

という声はあがってました。

しかし断熱等級を引き上げるとついていけないメーカー、工務店もいる。

なので国としては等級4を貫いてきました。

 

今回、等級6・7が建築する際の義務になることはないかと思います。

しかしこうした数値がはっきりと提示されたということは、

高性能住宅を売りにしているメーカーにとっては追い風です。

 

そして住む人も快適になり、地球にも優しい家が建つということになります。

遅れを取っている日本の住宅業界では大きな一歩です。

等級6・7を持った住宅に関しては、補助金が給付されるという動きにもなるかもしれません。

まだまだ動き出したばかりなので詳細は分かりませんがいい方向に進めばと思います。

 

 

 

↑こちらが脱炭素社会に向けたロードマップです。

脱炭素は世界的トレンド

今後も注視して情報発信していきます。

 

 

 

 

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