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小国杉を使った杉板外壁

ども、今村です。

 

この家の一番の見どころでもある杉板外壁をいよいよ張り始めました。

材は小国杉で県産材を利用します。

巾は60mm、100mm、150mmと三種類あり

特別にオーダーで作ってもらいました。

 

厚みは20mmあり外壁では珍しい目透かし加工にしています。

釘は真鍮釘を使用します。

真鍮釘は初めはピカピカですが、空気に触れることで酸化し風合いが出てきます。

杉板も経年変化するので、釘も同じように味わいが増していきます。

 

下から上まで一枚の板で通して張り上げます。

ラインの通ったすっきりした印象です。

 

地元の木を使いうことで林業が栄え、雇用も生まれる。

自然のサイクルも整うことで森が整備され、土砂災害など災害にも強くなる。

水質もきれいになり、川、海も蘇る。

 

国産材、県産材は高いのではないかと疑問になることもあるかもしれませんが、

運搬費が安くなるのでトータルで見ても価格も安くなります。

 

熊本で作り、熊本で消費する。

地域材を活用した家づくりが進んでいます。

 

 

 

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