ども、今村です。
今年も値上げラッシュが続き住宅業界も大きく影響を受けています。
これから家づくりを検討されている方にとっては気が気じゃないかと思いいます。
グラフにすることで一目瞭然ですが、坪単価はずっと右肩上がりで上昇しています。
過去10年の全国平均の坪単価推移
ご覧の通り100万円/坪越えは当たり前になっており、数年前に比べると1.5倍ほど上昇しています。
住宅の1.5倍上昇はとんでもない数字になりますね。
注文住宅が高くなる主な原因は、以下の3つで、いずれも今後しばらく続く可能性が高いです。
- 資材価格の高騰(ウッドショック、世界的な供給不足、物流コスト上昇、為替の影響)
- 人件費の上昇(職人不足や高齢化、施工期間の長期化)
- 円安とインフレ(燃料費・電気代・物流費などの上昇が住宅価格に波及)
坪単価とは、、、
家を建てる際に1坪(畳二枚分)あたりどれくらい費用がかかるかというものです。
(会社によってどこまで工事が含まれているか変わってくるので注意が必要)
この表にある「UA値」「C値」、実は“住み心地”を左右する大事な数字です
家づくりの資料や性能表でよく目にするUA値 や C値。
でも「正直よく分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
実はこの2つ、家の快適さ・光熱費・暮らしやすさを大きく左右する、とても重要な指標なんです。
UA値とは?(断熱性能の指標)
UA値=家全体からどれくらい熱が逃げやすいかを表す数値です。
● UA値が低い(=高断熱)
-
外の暑さ・寒さが室内に伝わりにくい
-
夏は涼しく、冬は暖かい
-
エアコンが効きやすく、光熱費を抑えられる
-
ZEHなど省エネ基準を満たしやすい
● UA値が高い(=断熱性能が低い)
-
外気温の影響を受けやすい
-
夏は暑く、冬は寒くなりやすい
-
冷暖房効率が悪く、光熱費がかかる
👉 UA値は「家の魔法瓶性能」と考えると分かりやすいです。
C値とは?(気密性能の指標)
C値=家にどれくらい隙間があるかを表す数値です。
● C値が低い(=高気密)
-
隙間風がほとんどない
-
暖かい空気・冷たい空気が逃げにくい
-
室温のムラが少なく、足元まで快適
-
計画換気がしっかり機能し、空気がきれい
● C値が高い(=気密性能が低い)
-
隙間風が入りやすい
-
断熱材が良くても、隙間から熱が逃げる
-
冬は足元が冷えるなど、体感温度が不安定
👉 C値は「家のすきまチェック」の数字です。
UA値とC値は「両方そろって」意味がある
◎ 高気密・高断熱の家(UA値もC値も低い)
-
外の熱が入りにくい
-
室内の空気も逃げにくい
-
一年中快適で、省エネ性が高い
→ 理想的な住まい
△ アンバランスな家
-
高断熱・低気密(UA値低い/C値高い)
→ 隙間風で冬は寒く、室温にムラが出る -
高気密・低断熱(C値低い/UA値高い)
→ 夏は暑く、冬は寒さを感じやすい
結論、快適な家の答えは「バランス」
快適で省エネな家づくりに欠かせないのは、
UA値とC値をどちらもバランスよく高めること。
数字だけでなく、
✔ 設計
✔ 丁寧な施工
✔ 現場での精度
これらが揃って、はじめて「本当に住み心地のいい家」になります。
ちなみに都内の新築戸建て平均価格が、8,000万円台に到達したというニュースも出てきました・・・↓↓↓
ここまで上がると新築注文住宅は誰もが手に入れられる時代ではなくなるのかもしれません。
メーカーは価格を抑えたラインナップや規格住宅といった施策を打ち出してきています。
価格を抑えるには安い材料を使ったりしないといけないので品質が下がる可能性もあります。
飲食店で例えると、だれが作ったかもわからない、どんな肉が使われているかも分からない。
そんなメニューは頼みたくないと思います。
家づくりも一緒で、そんな材料は使いたくないと考えています。
では、この流れの中どうしたらいいのか。
家は欲しいけど新築は高くて手が出せない。
ここで注目してもらいたいのは空き家や中古住宅です。
今後人口減少で空き家は年々増えていきます。
家は余ってるけど更に新しい家を建てていく。
野村総研研究所のデータでは10年後には約3割の家が空き家になると発表されています。
空き家や中古物件はきちんとリノベーションすれば
新築並みの性能、耐久性、耐震性が確保できます。
そして新築より費用も安く、固定資産税もお得になります。
今後空き家は余ってくるので使わない手は無いと思います。
ただしリノベーションになるとどうしても柱や壁の位置が変えられないこともあるので注意が必要です。
完全な間取りの自由、制限されたくないということであれば新築での注文住宅になると思います。
新築 → 3,000万円前後
リノベーション → 1,000~2,000万円前後
このような構図になるのかもしれません。
あとは建てる場所を考えること。
便利のいい人気な場所はやはり高額です。
少し離れた田舎の方は比較的安い傾向になります。
それだけで数百万円は変わり、近年では田舎暮らしも注目されています。
まとめ
・ハウスメーカー坪単価は右肩上がり
・100万円/坪越えが平均
・都内で新築戸建て価格は8,000万に!?
・値上げは今後も引き続き継続
対策
・空き家や中古物件に着目する
・リノベーションも視野に
・建築地の再検討
新築注文住宅は誰でも手に入るモノではなくなるかもしれません。
所得が高かったり、パワーカップルしか買えないもの。
敷居がワンランク上がる可能性もあります。
そうなってくると注文住宅ではなく、価格を抑えたメーカー主導の規格住宅が普及することもあります。
どちらにしろ住宅価格は上昇するので住宅取得の負担は増えます。
イナバとしては新築注文住宅は継続して続けますが、空き家や中古住宅のリノベーション事業にも力を入れていきます。
そこまで金額をかけなくても十分満足いく暮らしができる価格帯の家を提供したいと思います。
リノベの考え方についても近々書きたいと思います。
今回のブログでは住宅価格が上昇していること。
リノベーションによる住宅取得の選択肢もあるということ。
こちらを知っていただければ本日は十分です。
長くなりましたが本日はここまで。
では。
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≪著者≫
代表取締役 今村俊史
熊本県和水町出身
2012年帰熊し稲葉製材住宅に就く。
趣味は旅行とご飯とお酒で現在3児の父。
鉄鋼会社→アパレル→稲葉製材住宅
これまでの人付き合い、経験、感性を活かし地元の工務店らしさで家づくりを進めていきます。
50年、100年と経ったとき次の世代にも恥じない会社、お客さん、地域との関係を築けるよう日々奮闘。
2024年には「たまな果樹園」を立上げ
耕作放棄地を再生し、地域が活性化を目指します
住まいだけではなく、食へも取り組みます
【熊本の暮らしに寄り添った工務店】
熊本県北を中心に新築、リノベーションを手掛ける工務店です。
家を建てることがゴールではなく。家を建てた後の暮らしにフォーカス。
一人ひとりが楽しい暮らしを送れる家をご提案することが重要だと考えます。
素材にもこだわり、県産材を使用したりと人と自然に配慮した熊本らしい家づくりをご提案します。
【動画】
◎コンセプト動画|施工事例 みかん山の家
◎稲葉製材住宅CM|vol.1 地元の木を使う
◎稲葉製材住宅CM|vol.2 木のある暮らし
【雑誌、メディア掲載】
◎リンネル1月号
https://inaba-sj.com/news/11313/
◎くまもとの家と暮らし|vol.9 .10
https://kumamoto-ie-kurashi.jp/
◎新建ハウジング
https://www.s-housing.jp/archives/270748
◎RKK火の国魂
【新事業スタート】
直近では農業事業もスタートしました。
屋号は「たまな果樹園」です。
レモンやみかんの果樹関係
それから西洋野菜をはじめとした葉物関係
家づくりもこだわりをもって作っていますが、農業の方も土や品質にこだわって作っていきたいと思います。
大量生産ではなく少量の生産になりますが有機をメインとした環境にも優しい栽培をしていきます。
HPとインスタもありますので進捗はこちらでご覧ください。
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