弊社では一棟一棟、気密検査を行います。
推測値ではなくきちんと一棟ごと測定し、目で見てわかる数値としてお客様に提出します。
気密測定するタイミングとしては、エアコンや換気の配管穴明けをしてから行います。
穴明けをする前に測定するところもありますが、穴あけ後の処置がとても重要なので本当の数値を知る為です。
気密処理前
気密処理後
気密性が大切な理由としては
・冷暖房の効き方が向上し、省エネ効果
・隙間風が少なく快適な室内空間
・計画換気の向上でよどんだ空気の一掃
・壁内結露を防ぎ、カビ・ダニの繁殖抑制
・外気から汚染物質、害虫の侵入防止
などが挙げられます。
そのため弊社では気密性を重要視しています。
気密検査は特殊な機械を使って測定します。
家の窓を閉めて、家の空気を排出します。
すると家の中が負圧になり外の気圧に戻ろうとします。
その時間を測りどれほどの隙間があるかを測定します。
ちょっと難しいですが写真のような機械で測定するというわけです。
新築で気密検査を行っている割合は1~2割程度だと思います。
そして全国平均は「9c㎡/㎡」と言われています。
どれくらいの隙間かというと、、、
こちらのお家は38坪ほどありますが、ハガキで言うと約77枚分もの隙間が開いていることになります。
そんなに隙間が開いていればエアコンも効きにくいのは当然です。。。
今回こちらの実測値は、、、
「0.22c㎡/㎡」でした!
ハガキ1.8枚分の隙間になります。
業界でもトップレベルの気密性能です。
気密性もきちんと確保でき一安心。
大工さんの丁寧な仕事のおかげで実現できます。
職人さんの腕次第で家の品質は大きく変わります。
質の高いお家を今後も提供できるよう頑張ります。