約2か月に渡るリノベーション工事が完了しました。
その様子をご紹介します。
今回工事を行ったお家は、平屋の30坪弱のお宅です。
・湿気がひどい
・冬が寒い
・収納が少ない
そんなお悩みからスタートしました。
工事を進めるにあたって、新築の案もありました。
しかし家の状態もそんなに悪くないので、リノベーションで十分蘇る旨を説明。
何度か打合せを進めるのちに、リノベーションで進めることに決定しました。
まずは解体工事からスタートです。
外壁はそのままですが、床、壁、天井と全て解体しました。
雨漏りもなく目立った損傷もなく一安心。
床下も湿気がなく、乾いた状態だったので良かったです。
床下の湿気が気になるということだったので、当初は床下換気を計画していました。
しかしきれいに乾いていたので防水シートのみで対応しました。
これだけでも湿気は上がってきにくくなり、費用も安く済ませられます。
下地を新しく組んでいきます。
床は全ての部屋がフラットになるように組み直します。
壁も立ちが悪いところは直しながら組みます。
天井と壁の断熱材はグラスウールです。
隙間なくきれいに敷き込みます。
増築部もあり、こちらも同様にきれいに施工します。
床はデコス(セルロースファイバー)で足元の冷えはかなり改善されます。
冬になると効果がさらに実感できます。
この上から床下地、フロアーと張っていきます。
床、壁、天井と断熱材をきちんと施工してあげることで断熱効果は向上します。
エアコンの効き方も良くなり、光熱費も安くなります。
費用は掛かりますが、費用対効果を考えれば安いものです。
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玄関
キッチン収納
増築部
リノベーション工事で家は蘇ります。
きれいになることで掃除もしやすくなり、快適に過ごせ、健康にもいいです。
室内環境の悪い中で生活すると、カビやダニの影響で喘息、気管支炎など悪影響が出ます。
今回の工事では内窓工事も行っているので、冬場の窓回りの結露も大幅に改善されると思います。
解体してすぐに新築ではなく、今ある家も利用価値が大いにあります。
リノベーション工事の方が金額も安く済ませられることが多くあります。
ただし家の状態によりますので、すべての家がリノベが最適とは限りません。
資材が高騰し、新築価格も上昇している今だからこそ、リノベも新たな選択肢だと思います。
補助金もありますのでうまく活用して進めていきましょう。
≪著者≫
専務取締役 今村俊史
熊本県和水町出身
2012年帰熊し稲葉製材住宅に就く。
趣味は旅行で現在2児の父。
鉄鋼会社→アパレル→稲葉製材住宅と異色の経歴。
これまでの人付き合い、経験、感性を活かし地元の工務店らしさで家づくりを進めていきます。
50年、100年と経ったとき次の世代にも恥じない会社、お客さん、地域との関係を築けるよう日々奮闘。
【熊本の暮らしに寄り添った工務店】
熊本県北を中心に新築、リノベーションを手掛ける工務店です。
家を建てることがゴールではなく。家を建てた後の暮らしにフォーカス。
一人ひとりが楽しい暮らしを送れる家をご提案することが重要だと考えます。
素材にもこだわり、県産材を使用したりと人と自然に配慮した熊本らしい家づくりをご提案します。
【動画】
◎コンセプト動画|施工事例 みかん山の家
◎稲葉製材住宅CM|vol.1 地元の木を使う
◎稲葉製材住宅CM|vol.2 木のある暮らし
【雑誌、メディア掲載】
◎くまもとの家と暮らし|vol.9 .10
https://kumamoto-ie-kurashi.jp/
◎新建ハウジング
https://www.s-housing.jp/archives/270748
◎RKK火の国魂
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