地盤補強工事の後は基礎工事に移ります。
ハイスピード工法で出来上がった地盤補強の上に基礎を乗せます。
まずは位置出しをして、基礎をつくる準備をします。
基礎底盤にはシートを張って湿気が上がってこないようにしています。
基礎が出来上がってからは分かりませんが、鉄筋が組まれています。
耐震等級3を取得するには基礎の構造計算も必要になります。
こちらの家も構造計算をし鉄筋の仕様を決めています。
図面、計算では丈夫な基礎でも実際にきちんと施工されていなければ意味がありません。
そのため自社検査、設計者検査のほか、第三者機関によって検査を受けます。
第三者の検査を受けることで瑕疵担保保証にも入ることが出来ます。
今回も無事合格でした。
検査が終わるとまず土間のコンクリートを打設します。
次に立上りの基礎を打設。
この時かなり冷え込みが厳しかったので、寒割れしないように養生します。
寒割れしたらコンクリートの強度が著しく低下し、設計通りの耐久性が確保できない為です。
あとは土台が乗る立上り天端を凹凸が無いよう水平にします。
型枠をバラしたら完成です。
このまま数日から数週間養生期間を設けます。
基礎には水分が多く含まれているのである程度乾燥させてから家を建て始めます。