屋根下地には強くなるよう12mmの構造用合板を使用します。
その上から防水の役目をするルーフィングを決められた重ね代で張っていきます。
構造用合板を屋根板で使用すると施工性も格段と早くなり、屋根部分も強くなるので最近の主流です。
しかしここで注意しなければならない事は構造用合板は水分に弱いという事。
濡れると強度がガクッと下がります。
気付いていない事も多いのですが屋根裏で屋根板が結露しているケースが多くあります。
その原因は天井の断熱気密不良で、屋根裏は温かい、外気は寒いとなると温度差で結露します。
対策としては
・屋根裏に熱が逃げないように気密をしっかりとること
・屋根裏換気をしっかり確保する事
この2点を必ず守るという事です。
今回のお家は太陽光を搭載するので足場があるうちに屋根に載せていきます。
架台を組みパネルを載せます。
太陽光の売電金額が下がり、付けてもメリットが無いと敬遠されがちですが
結局のところ長い目で見て太陽光はメリットがあります。
太陽光は環境にも優しくエコで、原子力の不安定電力供給とは違い晴れれば電力がまかなえる、災害時にも使えて、経済メリットも大きい。
必須ではありませんが太陽光発電は推奨しています。