夏の不快さは年々増してきています。
最高気温は35℃超えは当たり前で、ムシムシした日が続きます。
・寝苦しい
・エアコンを消すとすぐに暑くなる
・キッチンが暑い
・エアコンは一部屋に１台
・廊下に出ると暑い
・暑すぎて2階に上がれない
・トイレが暑い
などの経過があるのではないでしょうか。
原因としては
①家の断熱性が低い
②日射を防げていない
などがあげられます。
家の断熱性が低いと外から熱が侵入してきて室内の気温が上昇します。
コスパもよく断熱効果をあげるには「窓」を強化することです。
出典：YKK AP
窓は一番熱の出入りが激しく、壁に穴が開いていると考えていいくらいです。
窓にもたくさんの種類がありますが、最低でも樹脂窓＋Low-E複層ガラスをおススメします。
そして天井の断熱材を厚く入れることで2階の室温も大きく変わってきます。
基本的には壁の断熱材の2倍の厚みを天井に入れることです。
例えば壁の断熱材が100mmだったら、天井の断熱材は200mmにする。こんな感じです。
日射も防ぐことで室内環境は大きく変わります。
窓の外で日射を遮るとより効果は抜群です。
出典：リクシル（スタイルシェード）
日本に昔からあるすだれも同じ効果があります。
西日など日差しが強いところは日射を遮る工夫が大切になります。
今からでも簡単に省エネでできる対策としては
・お出かけ前にはカーテン（シャッター）を閉める
・帰ってきたらまずは窓を開け熱を排気する
・湿度を下げる（涼しく感じやすい）
・エアコンの設定温度を下げるのではなく風量を強くする
・エアコンと扇風機の併用
・エアコンの風向は上向き
・付けたり消したりを繰り返さない
できることから実践して夏を乗り越えましょう。
